このような場合はお気軽にご相談ください。
- 心雑音を指摘された
- 学校心臓検診で心電図異常を指摘された
- 生まれつき心臓疾患をお持ちのお子さん
- 胸痛や動悸(胸がどきどきする)などの訴えがある
心臓外来
子どもの3人に1人は心雑音があり、大部分が病気ではなく思春期ころまでに消失します。(無害性心雑音)。
特に新生児ではよく心雑音が聴かれるといわれており、成長すると聞こえなくなるものがほとんどです。しかし、このようなお子さんのなかに心臓病が隠れていることもあり、心臓超音波検査で確認させていただきます。
当院では新生児、乳幼児、小学生から高校生までを対象にしています。
心臓外来は14:00-15:30の間、予約制で行っています。
診察・検査には30分から1時間程度かかる場合もありますのでご予約ください。
一般診療の時間帯をご希望の場合は電話でご相談ください。
心臓外来では先天性心疾患の診断および管理や学校心臓検診の精密検査、川崎病退院後の経過観察などを行っています。
当院の検査は、レントゲン検査、心電図検査(マスター負荷やジャンプテストなどの運動負荷心電図)、心臓超音波検査、ホルター心電図検査が可能です。
学校心臓検診の精密検査の際は診察室に入る前に検査(レントゲン検査/心電図検査)を行うことがあります。
診察や検査で手術やカテーテル治療などが必要になった場合は、高次医療機関をご紹介いたします。
少しでも気になることや不安なことがあればなんでもお気軽にご相談ください。
心臓の検査は痛くない!!
心電図検査は、学校心臓健診の際に全てのお子さんが受ける一般的な検査です。
心臓に負担がかかっていないか、不整脈がないかなどを調べます。また、不整脈をお持ちのお子さんが運動した時に不整脈が増えないか確認する運動負荷検査も可能です。
心電図検査は病気を発見するためにとても有用な検査ですが、心電図検査だけでは見つけることが難しい心臓病もあります。
心臓外来を受診されるほぼすべてのお子さんに行う検査です。
心臓超音波検査は、人体に無害な超音波を用いて、心臓の動きや心臓に穴が空いていないかなどを評価する検査です。ゼリーを塗って行う検査ですが、痛くありません。乳幼児でも安心して受けていただけます。また、最近の心臓超音波検査の機械は進歩しており、かなりきれいにみることができます。
主に不整脈をお持ちのお子さんに行う検査です。
普段の生活の中での不整脈の数や不整脈が連続で起きていないかなどを調べます。検査時間は24時間です。簡単な心電図シールを貼って帰宅し、翌日の同じ時間に外しに来院していただきます。当院の機械は小型で防水のため、検査中でもお風呂に入ることが可能で以前に比べてストレスなく受けていただくことが可能です。