インフルエンザのおうちでのサポート
- 2024年1月18日
- 一般小児科
新年明けましておめでとうございます。
学校や園が始まると体調を崩すお子さんもいるのではないでしょうか?
インフルエンザの流行もまだまだ継続しているようです。
今回からインフルエンザなど病気にかかった際にお家での過ごし方について記載しますので参考にしてみてください。
インフルエンザウイルスについて
インフルエンザウイルスに感染すると、突然高熱が出て、ぐったりします。のどの痛みや頭痛、筋肉痛もみられます。同時、もしくは少し遅れて咳や鼻水が出てきます。検査を希望される方は発熱から半日〜1日経過してからの受診をおすすめします。
おうちで気をつけること
- ・のどが痛いので、食欲がなくなります。水分のみでも大丈夫です。少量を回数多く飲ませてあげてください。リンゴジュース、冷ましたおみそ汁、スープなど、特にリンゴジュースがおすすめです。
- ・食事は冷ましたおじや、とうふ、やわらかくしたうどん、うらごししたバナナ、ゼリーなどがおすすめです。熱いもの、すっぱいもの、塩辛いもの、かたいものは避けましょう。
- ・高熱が落ち着き、元気であれば、お風呂に入ることも可能です。
おうちで広めないために
- ・インフルエンザウイルスを含んだ鼻水やくしゃみに触れ、ウイルスが鼻や口から侵入して感染します。
- ・こまめに手洗いをして、タオルの共有は避けましょう。
- ・発熱が治まってからも3日ほどウイルスは排出されている場合があります。
お子さんが登園登校できる日
- ・インフルエンザに感染した場合、園や学校へ行ってはいけない「出席停止期間」が決められています。
- ・発症から5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児の場合は3日)を経過するまで出席停止です。
- ・当院では診断後にパンフレットを用いて説明しています。
こんな時はもう一度受診してください。
- ☑5日以上の高熱が続くとき
- ☑水分をあまりとらず、おしっこが12時間以上でていないとき
- ☑元気が無く、ぐったりしているとき
- ☑いつもと違う行動がみられるとき
- ☑けいれんを起こしたとき