RSウイルス感染症のおうちでのサポート|さがわキッズクリニック|京都市立桂中学校付近の小児科【京都市西京区】

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RSウイルス感染症のおうちでのサポート|さがわキッズクリニック|京都市立桂中学校付近の小児科【京都市西京区】

RSウイルス感染症のおうちでのサポート

RSウイルスってなに?入院が必要なんですか?

上の子が風邪なんです、この子にもうつりました。。

このようなケースはよくあるのではないでしょうか。

でも、『この赤ちゃんは、、検査の結果、RSウイルス感染症です。

入院が必要になるかもしれないので大きな病院を紹介しますね。』

診察室でこのような会話をすることがあります。

今回はRSウイルス感染症に罹患(または疑い)した際にお家での過ごし方について記載しますので参考にしてみてください。

RSウイルスについて

RSウイルスに感染すると鼻水が2,3日続いたあと、急にゼイゼイして、呼吸が苦しそうになったり、ミルクが飲めなくなったりすることがあります。症状は5~7日でピークを越えますが、咳がおさまるまでには23週間かかります。とくに生後6ヶ月未満の赤ちゃんや、早産のお子さん、生まれつき心臓や肺に病気のあるお子さんはしんどくなりやすい傾向があり、入院する必要がある場合もあります。1歳以上のお子さんや大人では一般的な風邪症状のみのことも多く、検査する必要性がほとんどありません。

 

    おうちで気をつけること

    • ・呼吸が苦しそうなときは、少し体を起こすように抱っこしてあげると楽になることがあります。
    • ・鼻がつまって苦しそうにしているときは、鼻水を吸い取ってあげてください。
    • ・母乳やミルクを飲みにくそうにしているときは、1回の量を少なくして何回かに分けて飲ませてあげてください。
    • ・ぐったりしていなければ、お風呂は入ってもかまいません。
    • ・はじめはかぜと思っていても、数日して急に呼吸がしんどくなることもあります。その時は迷わず受診をしてください。
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    おうちで広めないために

    • ・RSウイルス感染症は大人もかかる病気ですが軽い風邪症状のみで経過することが多く、生後6ヶ月未満の赤ちゃんと生活している際はしっかり感染予防をしましょう。
    • ・こまめに手洗いをして、タオルの共有は避けましょう。
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    お子さんが登園登校できる目安

    • ・咳などの症状が落ち着いて、元気になった時です。
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    こんな時はもう一度受診してください。

    • ☑胸やおなかをぺこぺことへこませて息をしているとき
    • 顔色が悪いとき
    • ☑ミルクや母乳の飲みがわるいとき
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